凄い人になりたかった話
最近漠然と転生したい(=死にたい)と思うことがあります。
理由はタイトルからもわかる通りですが、僕はとにかく凡人なのです。何の実績も魅力も無く、自分に対してそれほど愛着が沸かないのです。
「普通に過ごせてるならいいじゃん。贅沢言うな。」という人もいると思います。言いたいことはわかります。でも僕は多かったチャンスを全て捨ててきてしまいました。努力した経験が無く、これから頑張りたいものも生まれる気がしないために別の人生を歩みたくなるんです。
間違いなく環境には恵まれていた。
僕の両親はとにかく優秀で二、三行紹介すれば伝わるような典型的なエリートです。ある程度は放任主義の親だったため、僕は習い事や部活も自由に選択することができました。そんな両親のもとに生まれれば優秀な子供が育つ可能性は非常に高いはずですよね。
しかし、僕だけはとにかく愚かでした。勉強はサボり、部活も当時のメンバーに馴染めず退部、先を見据えずなにもしない日々を中学で過ごしました。
ちなみに僕は頭が悪いものの、運動神経は比較的良かったと思います。体育の授業はどのスポーツでもそつなくこなしていたと自負しています。ではその運動神経は人生で活かされたか?先の通り、答えはNOです。
つまり、僕は自分で努力しきった実績や特技、自信も根底に無い人間なのです。
そんな人間に魅力なんてあるのでしょうか。僕は無いと思います。そして成人してしまった今、これから自分の魅力を培うチャンスは多分訪れません。
オリンピック選手や人気アーティストなど、実力を持ち、多くの注目を集め、他者に認められる存在を心から羨ましく思います。そこまでの到達者ではないとしても、特技がある、勉強ができるなど何か一つでいいから自信になるものを手に入れたかったです。
僕の人生の主人公は僕ではない。
ここまで書いてみると自分のあまりのダメさ加減に吐き気がしてきます。しかし、僕は十中八九自殺はしません、出来ないのです。僕の人生は僕だけのものではなく、親含め色んな人にお世話になっているとともに、少ないなりに人に影響を与えているからです。それに自殺は基本的に痛く、辛い思いをしなければいけないので怖くてできません。
つまり僕は自分の足で人生を歩んでいるのではなく、いろんな人や状況に縛られて普通の人生を歩むように操作されているのです、操り人形のように。
僕はこれからもこの思いに苛まれながら、はたからみたら普通に見える人生を送るのだと思います。
そんなしょうもない自分の人生でやることは一つ、僕ではない誰かを第二の主人公に立てて僕は脇役にまわることです。
だから早く準備を整えて結婚したいし、子供が欲しい。親(祖父母になるかもしれない人)やできるかもしれない奥さん、生まれるかもしれない子供が幸せになればいい。
僕は主人公を務められるような人間じゃなかった。簡単に生まれ変われればいいのにと心から思う。
おわり
ファッションへの偏見
こんにちは、服好きです。
今日は僕の服に対する考えをつらつら書こうと思います。
服好きにはいろんな奴がいる
僕はファッションが好きです。一番好きなブランドは「ヨウジヤマモト」という服好きなら知らない人はいないであろうブランドです。ビビるくらい高いので頻繁には買えません。でもあの重厚感のあるかっこよさはハマると抜け出せないんです。
僕は高い服から安い服までいろんな服を買いますが、いろんな店に行くとたまに遭遇する人種がいます。「高い服きてる俺はかっこいい、周りは格下。」みたいな態度のやつです。こんなのがマジでセレクトショップにいたりします。
どんな接客をするのか?
スタッフ「お客さんの着てるトップスよりこの商品の方が俺は絶対かっこいいと思いますね!!」
といった具合です。挙げ句の果てに世間話で年齢を話して僕が年下だとわかると急にタメ口で興味のないブランドについてペラペラ解説されます。
一番酷いのは自分の考えを平気で否定してくるやつです。
客「色々回って考えてこれが良さそうだったらもう一回来ますね。」
スタッフ「え!そんなの効率悪くないっすか!?その間に服が売り切れになったら元も子もないし、俺だったらこんなかっこいい服すぐ買うし空いた時間でコーヒー飲んだりして有意義に過ごしますよ!!」
という感じ。
上の話は僕が最近実際に体験したものです。こんな接客を受けるとすぐにでも店を出ていきたい気分になりますし、服も大したことないように感じてきます。実際僕としては保留できる服という時点で買う見込みはほぼ0に近いです。しかも上の話で出た服に関しては在庫切れになってるのを店舗でもZOZOでも見たことがありません。どっから突っ込んでいいのかわからないほど酷い接客です。
セレクトショップと直営店の接客の違い
ヨウジヤマモトのブランドラインの直営店のスタッフはホテルマンのように素晴らしい接客をする人ばかりです。落ち着いたトーンでゆっくりと簡潔に解説をしてくれるし、顧客のスタイルを否定せず、あくまで要望に合うように接客します。
客「ネットとかで知ってかっこいいなと思って、、全然今と系統違うんですけど。(全身GU)」
スタッフ「そうなんですね!ありがとうございます。初めてお選びいただくものでしたらこちらはいかがですか?今お召しのものとも合わせやすいかと思いますよ。」
といった具合です。美しい、、、。
これほど謙虚な姿勢なのに服はあまりにも魅力的なため、財布の紐は一瞬でほどけます。
どうしてこんな差が生まれるのか?それはブランドを背負っているかどうかだと思います。
セレクトショップは様々なブランドの服を集めて選べるようになっている形態なので、方向性はあれど服に対する責任は生じません。おそらくセレクトされているブランドの服さえ着ていればどんな雰囲気のどんなコーディネートでも店舗スタッフとして問題ないのです。なので自分なりにキマったと思うコーディネートと店舗のお高くとまった雰囲気に酔ってしまい、自分は高い社会的地位にいるんだと錯覚します。
しかしブランドのスタッフは違います。そのブランドの服を着て、接客もまともにしないとブランドやデザイナーの名を汚すことになるのです。それは自分の服にかける思いを世間に伝えたいデザイナーからしたらとんでもない弊害です。店舗スタッフはあくまでブランドの魅力を伝えることに全集中しているのです。(そういえば鬼滅とグラウンドワイはコラボしてたね。)
高いとか安いとか本当にどうでもいい
僕もたしかにデザイナーズブランドなど高い服を好む傾向はあります。でもそれは単にデザイナーの服にかける思いに共感したり、素材の良さに感動するからです。高い服が良くて安い服しか着てないからダサいなんて価値観は全くありません。ましてや自分が良い服きてるから絶対自分が一番カッコいいなんて恥ずかしすぎて考えられません。
安い服は最近本当に多様で垢抜けたものが多いし、そもそも服に興味ない人であれば高い安い以前に流行を追う必要すらありません。それはカッコいいとかダサいとかで区別するものではないです。服は自己満なので。
そういえば流行を取り入れてなければダサいというのも腹が立ちますね。最近のインフルエンサーのせいで流行遅れは悪、みたいな風潮がまた広まってしまったような気がします。
これは今日の主旨とは関係ないのでやめときます。
僕はセレクトショップで高圧的な接客をするお兄さんにはとにかく地に足つけてまともな接客をしてほしいと願います。ファッションを趣味にしている人が減ってしまわないように。
これからもファッションを楽しみたいものですね。
おわり